ハッピーチャーミーダイアリー 〜石川梨華モーニング娘。卒業〜書き起こし パート2

CloneStorm2005-06-13

(BGM:ハッピーサマーウェディング
2000年4月3度目のモーニング娘。追加メンバーオーディションからモーニング娘。第4期メンバーとして選ばれました。同期メンバーは吉澤ひとみ辻希美、加護亜衣。
モーニング娘。に加入して初めてレコーディングした思い出の曲ハッピーサマーウェディング。レコーディングやダンスレッスン、そしてテレビ番組の収録などすべてが初めてのことばかりでした。

は〜い、ま、というわけでモーニング娘。のオーディションに3度目のモーニング娘。の追加オーディションをわたしは初めてオーディションというものを受けたんですよ。
ずーっとデビュー当初からずーっとテレビは見てたんですけど、ホントにピンときたというかビビッときたのがこの3度目の追加オーディションだったんですね。
あ、これ受けようって思って、まさか受かるとは思ってなかったんですホントに。
なんか、ねぇやっぱりそういうオーディションを受ける子ってやっぱり自信があってねもちろん受けるものだし、わたしも自信がなかった、完全になかったって言ったらウソになると思うんですけど、ホントに家族からも「あんたなんか受かるわけないんだからって、落ちる気で受けて来なさい。」って言われて受けたんでもう合格発表のときはねホントにびっくりしました。
当時の映像を見たことがあったらわかると思うんですけど、もうあれはホントにびっくりしてポカーンとした顔をしてるんですけどね。
それからはもう秒刻みの毎日が始まって、もうすぐですよハッピーサマーウェディングのジャケットの撮影が始まり、レコーディングだのダンスレッスンだのテレビ収録だのコンサートだのとトントン拍子にいっちゃったわけなんですけど、ホントにすごくよかったことっていうのがやっぱり同期として4人いたわけじゃないですか、よっすぃー、のの、あいぼん
もうこの3人にわたしはすごく助けられましたねホントに。よっすぃーとは一歳違いで、でもわたしよりも見かけも中身も落ち着いていて、辻ちゃん加護ちゃんはなんだろうなぁホントに子供だったけどすごいかわいい、かわいい妹たちだったんですよね。
本気で嫌いになるぐらいケンカしたこともあったけど、嫌いになったことはないんですよ。
むかつくーって思ったことは何度もあるけど、ホントにその4期の絆っていうのは今でもすごく大切にしたいなと思うんですけど、先輩たちも最初はねこんな子供たちが入ってきてって思ったと思うんですよ。
だけどすごい暖かく迎え入れてくれて、やっぱりごっつあんなんかは年齢が近いからすごい気軽に話しかけてくれたり、保田さんなんかは教育係をわたしやってもらってて、すごいね昔からよくしてくれててホントにねすごい大変だった日々だけど、楽しいから出来てたんだなって今思いますね。

(タイトルコール)
石川梨華の重大ニュースベスト3

(BGM:ここいるぜぇ)
はい、ここからはわたし石川梨華モーニング娘。時代に体験したとっておきのニュースベスト3をあなたにお伝えたいと思います。
2000年4月にモーニング娘。に加入したわたし石川梨華は当時15歳でしたが、モーニング娘。として走り続けてきたわたしは2005年に20歳を迎えました。

まぁいままでいろんなことがありましたよぉ。
15、6の頃は20歳になったらどういう女性でありたいかっていうものをいろいろ想像してたんですけど、二十歳になってみたらあんまりその頃と変わってない部分もありつつちょっとだけ中身は大人になったかなみたいな。
自分のその当時の理想ではもっとなんだろ大人で、凛とした女性になってて欲しいなと思ってたんですけど、まだちょっと遠いですね。
まだあと5年ぐらいかかるかなって感じですけども、それではさっそく発表します。

第3位 ハロモニ内でチャーミー石川誕生

(BGM:女子かしまし物語
はい、これはですねモーニング娘。に入ってからね、キャラが、キャラがとかいうね、みんながやっぱり一番そのキャラクターというものを絶対必要とされてるときで、まず辻加護がもう濃いキャラでポーンとまずイチ抜けして、その次にちょっと男キャラのよっしーがポーンと出てって、最後正直わたし取り残されちゃったなぁ、このまんまどうなるんだろうなぁとかホントにネガティブに考えてた時期もあったけど、やっぱりねそこは先輩の愛情で前に石川ーって押し出してくれてチャーミー石川が誕生しまして、それからはもう今の石川梨華になるまでは早かったですね。
ホントになんか自分の居心地のいい場所といいますかキャラクターといいますか、もちろん本来の石川梨華石川梨華であるんだけどもやっぱひとつの石川梨華のキャラクターとして一番居心地のいいキャラクターはチャーミーキャラなんですよね。
これはすごいなんだろポジティブに出来るんですよ。
すごい明るいキャラだし、それによってみんなとのからみもすごくいっぱい出来るし、ホントにこれは石川梨華にとってベスト3には入るおっきい重大ニュースです。

そして続いて第2位「ユニット」

(BGM:はじめてのハッピーバースデー)
ま、これはみなさんご存じかと思いますけども石川梨華モーニング娘。時代の5年間、数々のユニットに参加してきました。
一番最初はタンポポだったんですけども、それからカントリー娘。石川梨華ROMANSとかあとシャッフルのユニットはもちろん、そして美勇伝と。
もうホントに数えだしたらきりがないぐらいたくさんユニット活動をしてきたんですけど、ホントにねこのユニット活動っていうものはモーニング娘。にいる石川梨華にもすごくいい影響を与えるし、逆にユニット活動をしているときにやっぱモーニング娘。石川梨華っていうものの維持的にもなるし、すごくね自分にとってホントに大切なものだったんですよね。
ひとつひとつユニット、全部大好きなんですけど、自分の中で切り替えがねちゃんと出来てたんですよね。
モーニング娘。にいるときの石川梨華、そしてタンポポにいるときの石川梨華。それはきっとユニット10個近くやっていると、そんな切り替えるの大変じゃないの?って思うと思うんですけど、切り替えようと思ってしてるわけじゃなく、自然と出来たことだから楽しく出来たんですよねぇこれが。
だから5年間こういう活動をしてきて、ユニットというものはわたしにとってもすごく成長させてくれた場だと思います。

そして第1位「ザ☆ピ〜ス」

(BGM:ザ☆ピ〜ス)
この曲はもう何て言うんだろうなぁ、すごいやっぱモーニング娘。の曲は選べないぐらいたくさん大好きな曲いっぱいあるんですけど、その中で好きな曲で一番の思い出がその曲について、思い出が話せるっていったら石川梨華はザ☆ピ〜スですね。
この曲はやっぱ思い出深い、かなり深い曲なんですけど。
モーニング娘。というすばらしい素敵なグループ、ねぇ中で石川梨華という人間が真ん中で歌わせてもらって、夢でしたね最初に聞いたときは。
大丈夫かなと不安ばっかりだったんですけど、つんくさんにもやっぱそういう不安を伝えたことがあったけど「みんな石川で大丈夫だと思ってそのポジションにしてるんだから自信を持て」って言われて、もうホントにがむしゃらのように頑張り、がむしゃらのように一生懸命に今出来る、今のわたしに出来ることをやろうと思って必死でしたねこのときは。そしてセリフとかもすごい、懐かしいなぁ。

“青春の1ページって地球の歴史からすると
どれくらいなんだろう?
あぁ〜いとしいあの人
お昼ごはん なに食べたんだろう?”

もう最初の頃は毎日ドキドキしてて、今はさすがにもうここ何年かは落ち着いてセリフ言えますけど、最初の頃は大丈夫かな大丈夫かなーと思いながらやってて、でもねセリフを間違えたことってね一度もなかったんですよ。
それが何か自分の中で、ま、その間違えるのは当たり前だけどたまにねちょっとコンサートとかで歌詞が飛んじゃったりとかね、そういうことってやっぱライブなので結構みんなあったりするけど、ピ〜スのセリフに関してはなかったですね。
この曲は石川梨華が歩んできた5年間の中でもっとも重大ニュースの1位としてあげられるにふさわしいものだと思います。

はい、さて短い時間ですがわたし石川梨華のお話におつきあいくださいましてホントにありがとうございました。
まぁデビューからの出来事を改めて振り返ってみると、ホントにこの5年間で石川梨華はだいぶ変わりました。
ホントにそれはもうみんなに感謝しなきゃいけないことだと思うけど、やっぱり一番身近にいていつでも支えてくれた家族、そしてメンバーですね。
そしてそしてまわりのスタッフの方々、何よりもずーっと応援してくれていたファンのみんなのおかげで石川梨華はこの5年間で、だいぶ成長したと思いますホントに。
もう自信持ってそれは言えますね。
何か考え方だったりとか、ネガティブからポジティブになったとかすごいいろ〜んなことを経験してきて、いろんな失敗もしたし、いろんな楽しいことを学んできたし、だからこそ今の石川梨華がこうしていれるんだなと思います。


(BGM:紫陽花アイ愛物語
そしてみなさんご存じの通り、5月8日からはわたしは美勇伝石川梨華として活動をおこなっています。
いっしょのメンバーの三好絵里香ちゃんは、三好ちゃんはですね最初はすごいボーイッシュで結構しっかりしている子なんだなって思ってたんですが、実際はちょっとおっちょこちょいだったりとか、結構子供っぽい一面だったりなんかそういうのがあるんですよね。
わたしの方が大人じゃん、ちょっと安心したって思う部分もあれば、わたしの方がちょっと大人げないなっていうところもあるんですけど、三好ちゃんとは同い歳なんでこれからもまぁいいライバルでありつつ、お互いに支えていけたらいいなと思います。
そして岡田唯ちゃん。
岡田ちゃんはね、ホントに最初会ったときはしゃべってくれなくてずっとニコニコしているだけで、何か質問すると「は〜い」しか返って来なかったんですけど、やっぱ大阪の、大阪出身の子なんで結構しゃべり出したら止まらないですよ。
とにかく明るい。
だからすごい美勇伝の何か雰囲気ってすごくバランスが取れていて、これからもっともっと楽しみだなぁと思うんですけど、わたしはね何と言っても美勇伝の中でさりげなくリーダーをやってると言ってたんですが、これからはもうさりげなくじゃなくて堂々と美勇伝のリーダー石川梨華ですと言えるようにもっと自信を持って頑張っていきたいと思います。
まぁ美勇伝はですね、今後もっともっとたくさんの人と、何だろうなぁ、たくさんの人に美勇伝をもっと知ってもらって、で、いろんなところに行きたいですね美勇伝で。
みんなとの何かふれあいの場をもっともっとたくさんありたいなとも思うし、コンサートもいろいろやっていきたいなとも思うし、美勇伝にしか出せない味をこれからもっともっと磨きをかけて頑張っていきたいと思います。

モーニング娘。として活動してきた5年間、あなたからの暖かい応援のおかげでとても幸せに過ごせました。これからも石川梨華、そして美勇伝をよろしくお願いします。
あなたに幸せが訪れますように、最後はこの言葉でお別れです。
いくよ、せ〜の
( ^▽^)<ハッピ〜!!
石川梨華でした。バイバ〜イ!!
おしまい。

さぁ、22分間のCDが全て終わったわけなんですが、ほんとに娘。での5年間というのは実りのある5年間だったというのがよくわかります。チャーミー石川ってそんなに似合っていたキャラだったんですね〜ハロモニ。のスタッフGJでした。復活しないかなぁ?